fc2ブログ
02月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫04月

口内炎

2009/02/26
おはようございます。ほりねこです。

昨日NHKの『ためしてガッテン』で口内炎の対処法について
放送がありました。
簡単にまとめるとこうです。
ほとんどの人が口内炎の経験者ですが、塗り薬や飲み薬を使っている人でも
効果を実感できる人はあまりいませんでした。
これには、口内炎に対する誤解がありました。
口内炎には粘膜を噛んだり、傷つけたりしてできるタイプと、原因が分からずに
できてしまうタイプがあります。
どちらにしても口内炎は痛くて辛いものです。
口内炎ができてしまったら早く治すために以下のことを
知っておくと便利です。

①口内炎は傷口に細菌が感染したものであるので、口内炎ができてしまったら、
まず、よくうがいをすること。もちろん口内炎を予防するのにも有効。

ビタミン製剤はビタミンBが不足している人の口内炎にしか有効ではない。
口内炎に悩まされている人のうち10%くらいしか当てはまらない。

うがい薬で殺菌うがいをした後は細胞へのダメージを最小限にするため最後に水で
うがいをする。

④塗り薬は雑菌が増えないように、殺菌うがいをしてから塗る。
薬の種類によっては、白血球の働きを弱めて、かえって長引かせてしまうものもある。

⑤なかなか治らない口内炎と思っていて放置していると、実はがんだったという
こともある。2週間以上治らないときは口腔外科を受診したほうがよい。

以上、こんな内容でした。



ここからはほりねこが少し補足します。

ビタミン不足で口内炎になることは広く知られています。
番組の中でも説明がありましたが、原因が分からないでできる口内炎は
ストレスや疲労で新陳代謝が落ちると胃潰瘍のように口の中の粘膜に
潰瘍ができてしまいます。
予防のためには新陳代謝を高めておく必要があるので、ビタミン、ミネラルの摂取は
必要だと思います。特に粘膜のターンオーバーのためにはビタミンCが重要です。
ほりねこは毎日ビタミンCやマルチビタミンのサプリメントを摂っているおかげか、
ストレスフルな生活を送っている割には口内炎はほとんどできません。
(本当にストレスかかっているのかという外野の声が聞こえてきそうですが)
ですから、口内炎ができやすい人には、マルチビタミンのサプリメントは
必要だと考えます。

次に口内炎の痛みをできるだけ早く取るにはどうするかですが、レーザーを持っている
歯科医院で弱いレーザーを当ててもらうと、かなり痛みが弱まる場合があります。
かかりつけの歯科医院で相談してみてください。
また、ホリデンでは、ラクトフェリンのパッチ状のサプリメントを痛いところに貼ってもらうこと
にしています。ラクトフェリンは母乳中に含まれる成分で、免疫力の向上に効果があります。
また、義歯が当たって口内炎ができている場合には、義歯を調整してもらった方がよいと思います。
もちろん、義歯を清潔に保つことは重要です。寝たきりや要介護の方で義歯を入れている方は、
とくに注意して解除の方がお手入れをしてください。

また、口内炎が口中に多発してしまう場合があります。
このような方の中にはある種の病気にかかっている可能性もあります。
ベーチェット病といって、原因不明で難病に指定されている病気です。
厚生労働省の難病情報センターによると、19年3月末現在、この疾患の特定疾患医療
受給者数は16,638人いるそうです。
この病気は口の中に多発性の潰瘍ができるのが特徴ですが、他にも外陰部の潰瘍や、
目、皮膚にも症状が出ます。
自己免疫疾患の一つと考えられています。
詳しいことはこちらのページを参考にしてください。

ベーチェット病

とにかく口内炎はつらいです。
食欲も落ちますが、しゃべったりするのも嫌になり、憂うつな気持ちになります。
まずは、自己免疫力を高めておくことが重要です。
そのためにはきちんとした食事と適度な休養。
交感神経を鎮めて、副交感神経優位にしておくことです。
毎日ゆっくりと深い呼吸をして意識的に呼吸をする時間をとってみるのも
よいことだと思います。
ヨーガはそういう点からもお勧めです。
いつかほりねこもやってみたいと思っています。
そしてかかってしまったら、早目に治るように今日のブログの内容を
実践してみてください。

スポンサーサイト



08:57 歯科 | コメント(0) | トラックバック(0)
コメント

管理者のみに表示